ストーリーなのか、キャラクターなのか、セリフなのか。
1904年6月16日のアイルランド、ダブリンの町の一日を描いた作品・・・というと平凡な気もしないではない。
主に、ディーダラスという文筆家の卵の視点と、妻に浮気をされる冴えない一般男性のブルームの視点から描かれるが、登場人物であるこの町の人間達が1904年、100年以上も前の人々とは思えないほど、現代に通じるものがある。
ディーダラスと友人たちの酒を飲みながらの会話など、今も昔も変わらないなと思う。(漫画化するに当たって、今っぽい感じにしたのかもしれないが)
男と女がいて、愛し合ったり、不倫があったり。
酒を飲んで騒いだり、自分の人生に思い悩んだり。
猥談を楽しんだり、哲学的な話で語り合ったり。
親の死を引きずっていたり、飲み友達の死を悲しんだり。
様々な日常的なことや出会いがあり、その中でディーダラスが自分の生きるべき道を歩き出す。
そんな1日が、とても心地よい。
自分にとってツボだったのか、何度も読んでしまう。
そんなマンガだ。ディーダラスの友人のマリガンがいい味出してる!w

- 作者: ジョイス
- 出版社/メーカー: イーストプレス
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: 文庫










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