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2009年07月19日

JunJunの奇妙な冒険 PART T【6.TOKIOのスゴイ能力への旅(3)】

人が沢山おり、混雑しているが、特に騒ぎも無く平和な様子のターミナルだった。
しかし、なぜか純一は胸騒ぎを感じていた。

純一は売店に行き、ジュースを買って飲み、気を紛らわせた。
何も起こらなければいいと純一は思っていた・・・・・・。

アナウンスが純一たちの乗る444便への搭乗を促した。
「よし。いくぞ」純一が言った。
田邊は重い腰を上げ、不安そうに言った。「444便って、なんか不吉じゃないかぁ?」
「そうか?数字が揃うなんてラッキーなんじゃないか?」純一は眉をひそめる田邊を尻目にそう言った。
「けど、俺のじいちゃんは四十四歳で肺ガンになったし、父ちゃんは四百四十四万円を下ろして強盗に遭ったぜ。
それに、四十四番って描いてあるTシャツを着て外に出ると、嫌なことばかり起こるんだぞ」
純一は「知らねーよ、そんなこと」と言って切り捨てた。

二人は搭乗口を抜け、飛行機へ乗り込んでいった。

二人の席は四十四番と四十五番だった。純一と田邊は顔を見合わせたが、特に何も喋らなかった。
腰を掛けてしばらくすると、飛行機は飛び立った。特にやることもないので純一は雑誌を読んでいた。
田邊もマンガ雑誌を読んでいたが、ふと純一に聞いた。
「そういえば、君の名前は?確か、聞いてなかったけど」
名乗っていなかったっけ?純一は不意をつかれた。ここで教えないのも変だし、減るものでもないので、純一は順堂純一だと言った。
「ふーん。珍しい苗字だね・・・」純一はああとだけ頷いた。
二人は沈黙した。すると、ブーーーンという羽音のようなものが聞こえてきた。

飛行機の内部から聞こえる機械音かと最初は思ったが、音はどんどん大きくなってくるのでおかしいと思った。
純一は音のする後方を覗き込むと、でっかい蜂のようなものが飛んでくるのが見えた。
これは『スタント』だ。純一は直感した。

しかし、面倒な事は御免だったのでスルーすることにした。大きな蜂はすーっと前方へ飛んでいった。
暫くすると蜂は前方から戻ってきた。今更ながら、何をしに行ったのだろうと思ったが、時は既に遅かったのだった。

――――ガクン!

機体が、大きく揺れた。

>>>>>TO BE CONTINUED>>
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この物語は、JOJO賛歌ではあるが、人間賛歌ではない。
むしろ、人間不賛歌である(笑)

スタント能力:離れ技、妙技から。この物語では超能力をあらわす。
スタント能力は使い手の精神の「悪意」を具現化したものである。
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2008年09月23日

JunJunの奇妙な冒険 PART T 【5.TOKIOのスゴイ能力への旅(2)】

二人はタクシーを拾った。
「空港まで」と純一が言うと、運転手は頷いて発車した。

「しかし、時間が戻せるってことは、おじさんはすごい地位にいたりするんじゃないのか?成功するまで挑戦出来るわけだから」
純一は当然の質問だなと思った。自分でもそう思う。

「まぁ、悪い暮らしはしてない。一般的に見れば成功もしてるし、裕福な暮らしもしてるかな」
「へぇ。そうなんだ」
「けど、叔父は出世したり歴史に名を残したりに価値を見出さないタイプだし、大金を持つことも求めてない。それなりに遊べる金と余裕のある生活が出来れば、それでいいと思ってるんだよ」
「なんか、欲が無い、とても人の出来た人なんだね」田邊は感心したように言った。

それを聞いた純一は「とんでもない」と強く否定した。
「確かに、叔父はその能力で普通の人の考える成功は求めてないけど、叔父はその能力で悪いことばかりやっているんだぜ。人を殺してもいる」

田邊が驚きの声を漏らした。
「もちろん、時間を戻したから、事実としては残っていないけどね」純一が言った。
「しかも、一時期はレイプばかりしていたってさ。綺麗な女性を見たら必ずやったって言っていたな。もしかすると、最近でも時々やってるかも」
「うわぁ。なんか、会うの怖くなってきたな」田邊が苦笑しながら言う。
「けど、実際に犯罪にもならないし、女性が傷ついた事実も消える。残るのは叔父の頭の中の記憶だけ。なら、仮想体験的に欲望を解消し、実際には誰も傷つけない平和な能力とも言えなくは無い」

純一が冷めた視線を前方に向けながら無感情に言うと、田邊は納得いかないという表情をして小さく唸っていた。

純一は続ける。
「事実、叔父は表面的にはとても穏やかだし、どんな相手に対しても平等に接するし、どんな相談にも的確な解決法を出してくれる素晴らしい人だよ」
「おじさんも怖いけど、それを平和な能力と割り切れて、その人を素晴らしい人と言える君も怖い奴だな・・・・・・」田邊が言った。

すると純一はふんと鼻を鳴らして言った。
「田邊君。そうは言うけど、もし君がそういう能力を持ったとしたら、絶対にやらないって言い切れるか?」純一は田邊をちらりと見た。
田邊は答えず沈黙していたので純一は続ける。「言い切れないと思う。もし、時間を戻せるのだとしたら、犯罪行為だろうと変態行為だろうと、一度はやってみようと思うのが人間だとは思わないか?」

田邊は返す言葉を探していたが、見つからなかった。そして、ようやく搾り出した言葉は「わからない」だった。

純一は困惑した田邊を横目で見て、冷たい微笑を浮かべた。
タクシーの運転手は純一たちの話に干渉はしてこなかった。架空の話をしているか、イカれているかのどちらかだと思ったに違いない。
そして、タクシーは空港に着いた。

「下らない話をしてるうちに、空港に着いたぜ」純一が言った。
田邊は料金を運転手に払い、二人はタクシーから降りて空港内に入っていった。

しかし、空港に辿り着いた辺りから、純一は空気が粘っこいような、嫌な雰囲気を感じていた。
スタント使いは不思議な能力ゆえか、勘が鋭い人間が多い。
純一は嫌な予感がしたが、考えないことにした。

そして、特に問題なく発券場所で受付を済ませ、航空券を購入した。
二人は時間が来るまで席に座って待つことにした。

「なぁ。なんか嫌な感じがしないか?」純一が訊いた。
「そうか?それより、俺は飛行機って初めてなんだよなぁ。怖いなぁ」
純一は可笑しくてぷっと笑った。

「やれやれ・・・・・・」純一は取り越し苦労かもしれないと思うことにした。

>>>>>TO BE CONTINUED>>
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2008年09月21日

JunJunの奇妙な冒険 PART T 【4.TOKIOのスゴイ能力への旅(1)】

純一は叔父に電話を掛けた。叔父はとても羨ましい能力の持ち主だったが、その能力にも制約があり、絶対ではなかった。できるだけ早く対処した方がよい。

何度かコールすると叔父が電話に出たので、名前を名乗った。
「やぁ、純一。久しぶり」叔父が答えた。
「おじさん、ちょっと頼みたいことがあるんだけど・・・・・・」
純一がそれだけ言うと、叔父は話が読めたという感じで言った。
「うーん。また、あれか?」
「そうなんだ。ちょっと困ったことになってさ」
少し間が空いて「三日前になるけどいい?」
純一は微笑んで「オッケー!オッケー!じゃあ、今から行くからよろしく」
「あいよ」
ゴキブリ使いの男は純一の電話のやり取りを、訳の分からないまま見つめていた。

純一は電話を切ると男に「これから北海道まで行くぞ」と言った。

「これから?」男は嫌そうに言った。「着くのが夜になるし、お金だって・・・・・・」
男がぼやくのを遮って純一が訊いた。
「そういえば、あんた名前は?」
「田邊。・・・・・・田邊マコト」男はボソッと言った。
「そうか。じゃあ、田邊君。君が心配していることは、叔父さんの能力の前では全く無意味な心配だから問題無い」
純一はにっと笑った。「なんなら、君の分の旅費は俺が出してもいいぜ」

田邊は金が掛からないならいいか、といった様子で純一に従うことにした。
「ところで、おじさんの能力ってのはなんなんだい?」田邊が訊いた。
「あぁ。そうだな。気になるところだよな」純一は少し考えて言った。「叔父は、なんと、時間を戻すことが出来るんだ」
「時間を戻す?・・・・・・どんな失敗をしてもやり直せるってこと?」
「そういうこと」
「信じられない」田邊は声にも出したが、顔にも出していた。

「けど、どの瞬間にでも戻せるわけではないんだ」田邊が首を傾げているので純一は続けた。
「叔父のスタントは時間という流れの中に、二つまでフラグを立てておくことが出来るんだ。
そして、そのフラグを立てた瞬間に戻ることが出来る」
田邊の表情は、なんとなく理解したようだった。
日は完全に傾き始め、電灯があちこちに灯りだし、涼しい夜風が吹いていた。

「そして、叔父が時間を戻すときに半径二メートル以内にいれば、一緒に時を遡り、記憶を残したまま戻れる。
更に、今回は関係ないが、叔父の体に触れていれば叔父がフラグを立てた場所と時間に一緒に遡ることが出来る」

純一がそう言うと、田邊はなるほどと手を叩いた。
「そうか。それで俺も一緒に行かないと行けなくて、更に旅費は意味が無いということか」
「そう。北海道まで行っても、記憶には残るが旅費を払ったという事実は消えてなくなる。
そして、君を連れて行かないと、再び田邊君がゴキブリ事件を起こす事実は変わらないということだ」

田邊は完全に理解したようで「じゃあ、タクシーに乗って空港まで行こう。タクシー代出すよ」と言った。
「ああ。じゃあ、飛行機代は俺が出そう。まぁ、結局は元に戻るわけだけど」

二人は顔を見合わせて笑った。


>>>>>TO BE CONTINUED>>
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2008年09月08日

JunJunの奇妙な冒険 PART T 【3.黒夢 VS ブルーハーツ(3)】

男は怯えた表情をしていた。どうやら純一のスタント能力のパワーに圧倒されているようだ。

「ちょ、ちょっと待ってくれ。その前に話を聞いてくれないか?」男が請うように言った。
純一は少し迷う。何かを企んでいるのかもしれない。

「話とは?」結局、男の話を聞いてみることにした。もし怪しい行動をしたら即、能力を叩き込めば良い。
男は一安心したというように胸を撫で下ろし、話し始めた。

「俺はさ、今日で退職するんだよ。担当してた仕事が嫌いでさぁ」男は純一の様子を見たが、純一は無表情だったので続けた。
「仕事も職場の奴も大嫌いだった・・・・・・。だから最後にちょっと嫌な思いをさせてやろうと思ったんだ。さっきはちょっとスカッとしたぜ」
男はいやらしく笑って言った。

しかし、純一も仕事が好きではなかったので、なんとなく、この男の気持ちを理解し始めていた。
「動機は分かった。俺も、別に他の社員がどうなろうと知ったことじゃない。で、その能力はどうした?」純一は訊いた。

「ああ、この黒い腕輪みたいなやつ。『黒夢』って名付けたんだ・・・・・・。ゴキブリを操れる。もともと、ゴキブリって周りが言うほど嫌いじゃなかったし」
「昔から出来たのか?」
「いや、数週間前に急に使えるようになったんだ。最初は、この腕輪がなんなのか理解できなかったが、この腕輪を出すとゴキブリが出現した。
ゴキブリはそこまで嫌いじゃないが、一応殺しておこうと思って、止まれって思ったんだ。そしたら、本当に止まった。動けと念じたら動いた。
そして、俺は自分の能力に気がついた」

なるほど、と純一は言った。純一の敵意が弱まったのを感じたのか、男が口を開いた。
「なぁ。さっきは悪かったよ。あんたを攻撃したのは謝る。許してくれ」男は頭を下げていた。

ゴキブリが嫌いじゃないという気持ちは理解不能だったが、純一と同じように不思議な能力を持っている点において、
仲間意識が芽生えていた。

「わかった。許そう。だが、一つ条件がある」そう言うと男の表情は警戒を示していた。
「そんな構えないでくれよ。別に百万円用意しろとか言わないからさ」純一は笑って言った。
「これから叔父に会いに行く。一緒に来て欲しい」
男は訳が分からないと目で言いながら立ち上がった。

純一は男を見据えて言った。
「俺はさっき、お前のおかげで皆の前で能力を発動してしまった。お前は会社を辞めるからいいかもしれないが、俺はまだ辞める気は無い。
だから、皆から変な目で見られないようにしなくてはならない」

「どうするんだ?ていうか、そんなことが可能なのか?」男が訊く。
「ああ。叔父もスタント使いなんだが、その能力が何とかしてくれるはずだ。そして・・・・・・その場にはあんたにもいて貰わないと意味が無い」

「訳が分からないが、とりあえず従おう。それで許してもらえるなら」
「グッド」と純一はそれを聞くと言った。


>>>>>TO BE CONTINUED>>
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☆スタント能力 紹介
本体:田邊マコト
スタンド名:黒夢
破壊力:E スピード:C 射程距離:A
持続力:B 精密動作性:A 成長性:C

説明:
黒い腕輪にアンテナが生えたような形をしている。
アンテナからゴキブリを操作する何かを発しているようだ。
ゴキブリを半径2キロから呼び集めることが出来、ゴキブリを意のままに操ることが出来る。
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2008年09月07日

JunJunの奇妙な冒険 PART T 【2.黒夢 VS ブルーハーツ(2)】

ゴキブリ使いの男が右腕を前に出すと、腕輪のアンテナが蠢いていた。
すると、今まであちらこちらで動き回っていたゴキブリが、一斉に純一の方へ目掛けて集まってきた。

能力を発動するしか、この場を切り抜ける術は無かった。
純一は自身のスタント「ブルーハーツ」を出現させた。その姿形は人間のようにもロボットのようにも見える。
だが、青白い甲冑を着た騎士というのが一番しっくりくる。
そして、「ブルーハーツ」が高速な動きで拳を繰り出すと、向かってきたゴキブリ達が次々に凍りつき、床に落ちた。

周囲からは驚きの声が上がった。普通、何も使わずに物を凍らせるなんてことは起るはずがない。
だが、現実に純一の周りでそれが起こった。スタント自体は見えていないはずだが、超能力を使ったことを見られてしまった。

その隙に、男は逃亡していた。純一は周囲のざわめきに構わず、男を追うことにした。
纏わりついてくるゴキブリを凍らせながら、純一は走った。

男はエレベーターに乗るようだった。チンという音が鳴り、エレベーターが開いた。
男が乗り込み、扉が閉まった。
純一は走ってボタンを押したが、間に合わなかった。

「クソッ」エレベーターの扉を叩いた。

純一は、扉が閉まる前に、下矢印が光っていたことを思い出した。
男は下へ向かっているのだろう。純一は階段で降りることにした。

一階まで降りると、外に逃げる男の姿がガラス越しに見えた。
近くの公園に向かっているようだ。純一もすぐにそれを追った。

公園の周りには等間隔で木が生えており、生垣に囲まれていた。
純一は公園の中央まで進むと、木の上からゴキブリが飛んできた。
よく見ると、ぞくぞくとゴキブリが集まってきており、純一は黒い絨毯に取り囲まれていた。

おぞましい光景だった。しかも、少しずつ積み重なりながら純一に迫ってきており、
あと数分もすればゴキブリの山に埋もれてしまうことが予想できた。

公園の外から男がいやらしい笑みを浮かべながら眺めていてるのが見えた。
ゴキブリの大群に少しビビってしまっていたが、純一に闘志がムンムンと湧いてきた。

「邪魔だ・・・・・・このおぞましい生物・・・・・・本当に邪魔だ」
純一は「ブルーハーツ」を出現させると、勢いよくゴキブリを吹き飛ばし、辺りの砂を巻き上げた。
更に、それらを凍らせて固め、上に乗った。そして、次々にゴキブリと砂を凍らせて橋を作りながら、
公園外にいる男に向かっていった。
ゴキブリの橋で外へ脱出するまでに掛かったのは十数秒だった。

その間に男は走り去ったが、純一は橋を渡る際に「ブルーハーツ」で何匹ものゴキブリを固めてボールを作っていた。
バスケットボール程度の大きさのそのボールを、「ブルーハーツ」のパワーで投げ放った。

男は数十メートル先にいたが、ゴキブリボールは勢いよく飛んでいき、男の後頭部に命中した。
硬さは氷と同等なので、男は衝撃でぶっ倒れた。
ゴキブリボールはいくつかの破片となって、男の周りに飛び散っていた。

後頭部を押さえながら立ち上がろうとする男を見下ろすようにして、
純一は男の前に立ちはだかった。

「覚悟はいいか?」純一は言った。
「ブルーハーツ」は静かに純一の傍に立ち、いつでもどうぞといった様子だった。


>>>>>TO BE CONTINUED>>
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☆スタント能力 紹介
本体:順堂純一
スタント名:ブルーハーツ
破壊力:A スピード:B 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

説明:
拳で殴ることにより、その部分を凍らせることが出来る。
パワーやスピードも結構ある。
姿は人型で、青白い甲冑を着た騎士のようでもあり、ロボットのようにも見える。

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黒夢がメジャーデビューを果たした94年の貴重なコンサートパンフ。
94/9/21札幌市民会館を皮切りに、10/30東京渋谷公会堂まで..

posted by アラクレ at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

JunJunの奇妙な冒険 PART T 【1.黒夢 VS ブルーハーツ(1)】

奇妙な出来事は、オフィスで起こった。
ビルの5階にあるこのオフィスでは、普段は虫など滅多に見ることがない。
しかし、この日、大量のゴキブリがオフィスを駆け巡った。

女性社員達は叫びを上げ、男性社員も叫び声を上げないまでも、かなり慌てていた。
数人の男性が新聞を丸めてゴキブリを叩き始め、女性は数人で固まりながら、
時々足元に這いずり回っている黒光りする虫に悲鳴を上げた。
ゴキブリは這い回るだけではない。羽を広げ飛び交うものもおり、部長の禿げた頭に乗っかったりしていた。

数匹は潰されたが、ゴキブリが減る様子は全く無く、むしろ増えているように思えた。

午後四時、順堂純一が顧客先から帰った時には既に騒然とした状態だった。
純一はゴキブリが好きではない。というより、好きな人はほぼいないだろう。
自分のデスクに向かおうとしていたが、ゴキブリは飛び回るし、人も動き回っている状態で、なかなか辿り着けなかった。
デスクに置いてあるペンなどを安全なところにしまいたかった。
だが、その時、純一の顔に目掛けて一匹のゴキブリが羽を広げて向かってきた。

純一は避けることができないと判断した。なので、咄嗟に能力を発動してしまった。
本当は人前では使いたくなかったが、背に腹は変えられない。
それに、一瞬の出来事だったし、周囲の人間はそれどころでは無かったので、一匹のゴキブリが一瞬にして凍りつき、床に叩きつけられたことに気がつくものはいなかった。

純一はその能力を「ブルーハーツ」と名付けていた。純一の父方の家系は、ほとんどが何らかの能力を持っており、彼らはそれらの能力を「スタント能力」と呼んでいた。
離れ業、妙技を意味する「スタント」を語源としているらしい。

純一は辺りを見回した。妙な行動をしているものはいないか、注意深く観察した。
彼は、この異常な事態が、自分とは別の「スタント能力者」の仕業ではないかと考え始めていたのだった。

妙な男を発見した。その男の右腕には黒い腕輪のようなものが見えた。その腕輪からは数本のアンテナのようなものが生えていた。

やや透明がかっており、周囲の人間には見えていないようなので、純一はそれが「スタント能力」だと悟った。
おそらく、あのアンテナからゴキブリを操作する信号を発しているのだろう。

純一はその男に少しずつ近付いていった。
別部署の人間なので、顔を見たことはあるが、話をした事も無いし名前も知らない。
どういう人間なのだろう。
ゴキブリを操作してこの場を楽しんでいるとすれば、相当悪趣味な男に違いないが。
彼は父の言葉を思い出していた。

――「スタント」は人間の中に存在する「悪意」が能力として発現したものだ。悪意の量、悪意の向く対象などにより、その能力が決まるのだ。

確かに、その考え方は一理あると思う節があった。純一はよく「冷たい男だな」と言われたし、その自覚もあった。決して冷血ではないつもりだが、冷徹な面は確かにあった。それ故に冷気を発するスタント能力が身についたのかもしれない。

純一はその男の前まで行って言った。
「もう、やめたらどうです?」
男は少し驚いた表情を見せた。「どういう意味だ?」
純一は男の右腕を指差した。
「それでゴキブリを操作してるんですよね?」
男はチッと舌打ちをした。「見えるのか。なら仕方が無い」

男は一歩下がると右腕を前に出した。
戦うことになるのだろうか・・・・・・。純一は身構えた。


>>>>>TO BE CONTINUED>>
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この物語は、JOJO賛歌ではあるが、人間賛歌ではない。
むしろ、人間不賛歌である(笑)


脅威の虫の定番がラジコンヘリに!?

帯にも書いてあるように、
細川ふみえ限界版。スリル、もう、これ以上見せられない。

帯の裏部分に記されていますように
「..

発売元:バンダイ
商品名:ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド超造形魂
〜第一弾〜
キャラクター:ジョナサン・ジョース..

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